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「もの忘れ外来だより」Q&A

月号

Q2.アルツハイマー病は遺伝するのですか?

 

A2.親が認知症だからといって、アルツハイマー病になるのではないかと心配する必要はありません。若年性で発病する場合は、遺伝子が関係することがあります。しかし、アルツハイマー病は、脳の変化が始まって発病までに約20年かかるようです。したがって、早めの予防で発病や進行を遅らせれば大丈夫といわれています。日頃の生活を見直し、定期的に専門医療機関で診療を受けることをお勧めします。

 

Q3.“若年性”というのは、何歳のことですか?

 

A3.若年性アルツハイマー病というのは、65歳満未満に発病するアルツハイマー病のことです。若ければ30歳代から発症することもあります。症状は高齢者の場合と似ています。ボクシングや事故による頭部外傷の後遺症が原因でも若年性に発病することがあります。厚生労働省の補助事業による調査では、若年性アルツハイマー病の患者数は全国で約10万人といわれています。
「もの忘れ外来だより」Q&A
これを機に、毎月、「もの忘れ外来だより」を
皆様にQ&A形式でご提供しようと思います。

 

Q1.最近、もの忘れが多いけど、認知症ですか?

 

A1.誰でも歳をとると、多少のもの忘れ≠ェ出てきます。
それは、生理的な脳の老化によるものです。
40歳を過ぎた頃から始まると言われていますが、
進行速度や程度にはかなり個人差があります。
一般的には、50歳前後でもの覚えが悪くなったり、
一度会った人の名前を思い出しにくくなったりすることがあります。
若い年齢でのもの忘れ≠ニいうのは、ただ単に注意力が欠けていたり、
一時的に落ち込んでいたりで起こる可能性があるので、
あまり神経質になる必要はありません。
一方、脳の病気によるもの忘れは、
判断力も低下し、日常生活に支障をきたすようになります。
ひどいもの忘れや徘徊など、自覚症状がない行動をとります。
しかし、症状によっては改善されるものもあるので、
怖がることなく、早く専門家に相談することが大切です。
老化にともなうもの忘れと認知症にともなうもの忘れの違いは下記のとおりです。

 

●2種類のもの忘れ

 

@老化にともなうもの忘れ 

 

 

原因→
加齢による生理的な脳の変化による

 

もの忘れの範囲→
体験の一部分を忘れる

 

判断力→
判断力の低下は見られない

 

自覚症状→
忘れっぽいことを自覚し思い出そうとする

 

学習能力→
新しいことを学習する能力は残っている

 

日常生活→
ほぼ差し支えない

 

進行状況→
少しずつしか進行しない

 

 

A認知症にともなうもの忘れ 

 

原因→
脳の病気による
もの忘れの範囲→
体験のすべてを忘れる
判断力→
判断力の低下を伴う
自覚症状→
忘れたことを自覚しなくなる
学習能力→
新しいことは覚えられない
日常生活→
支障をきたすようになる
進行状況→
どんどん悪くなって行く

 

公式サイト開設のお知らせ

この度、地元熊本はもとより日本全国への情報の発信を目的にホームページを開設いたしました。
ホームページでは、当院の最新情報をはじめ、医院概要、診療サービスなどをご覧いただけます。

 

診療科目

精神科・神経科

 

診療内容
・もの忘れ健康相談

・神経、精神、心の健康相談
・青年期、中年期、更年期、ストレス、不安に関する健康相談
・その他:作業療法、デイケア、訪問看護

・カウンセリング(要予約) 

当院では、さらに地域の皆様のニーズにお応えできるサービスの提供と継続に努めて参ります。

今後ともより一層のご愛顧賜りますよう、よろしくお願い申しあげます。

 

医療法人明和会 くまもと悠心病院

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